プリンターに黒スジが出る 機種:LBP6300

プリンター(LBP6300)で印刷を行うと黒スジが出てしまい、トナーカートリッジを交換しても症状が改善されないとの症状です。lbp630020150423112848_00001

用紙の左側から3センチ付近と、右側から3センチ付近に黒いスジがあります。(右側はすこし分かりずらいです)

 

プリンターを分解し、定着器のチェックを行いました。

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こちらが定着器ユニットです

 

 

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中央の黒い円柱が、定着フィルムです。フィルムに黒いスジがついているのは、定着フィルムに傷がついているためです。

 

lbp6300017e57319e26d65724f73c1d156d196df747779fdd定着フィルムの傷の位置と。黒スジの位置が一致します。

修理は、定着フィルムの交換を行います。

 

同時に、紙詰まりも頻繁に起きていたとのことで、給紙ローラーの交換も行いました。

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給紙ローラーはゴム製ですので、長く使用していると劣化したり、表面が削れてしまいます。

この給紙ローラーも、表面がつるつるになっています。給紙の時にすべり、紙詰まりが起きていたと考えられます。

さらに、プリンタ内部の用紙の搬送部にセロハンテープの破片も発見され、これも紙詰まりの原因となっていたようです。

これらの原因を除去し、修理完了です!

ちなみにこの機械、なんと38万枚も使用していました!!!

 

しっかりと修理を行いましたので、まだまだお使いください。

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プリンターに黒スジが出る 機種:キャノン LBP9600C

キャノン製プリンター LBP9600Cにて、印刷を行うと画像のような黒スジがでてしまいます。

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ITBユニットのクリーニング不良が原因です。

ITBユニットの交換が一般的ですが、当店では分解清掃し修理が可能です。(ITBユニットの販売価格は40,000円ほどです)

 

クリーナー部の分解の様子です。

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かなり汚れています。

 

一つ一つのパーツを分解し、クリーニングを行います。

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クリーニング不良の原因がクリーナーブレードです。

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クリーナーブレードの劣化はなく、薬剤でしっかり清掃すれば問題ありません。

清掃後、クリーナーブレードへメンテナンス用の薬剤を塗布し、組み上げます。

 

画像のように、黒スジは消えました。

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LBP9000シリーズは当店でも取扱いのある機種です。

しっかりとメンテナンスをさせていただきます。

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