プリンター(LBP6300)で印刷を行うと黒スジが出てしまい、トナーカートリッジを交換しても症状が改善されないとの症状です。
用紙の左側から3センチ付近と、右側から3センチ付近に黒いスジがあります。(右側はすこし分かりずらいです)
プリンターを分解し、定着器のチェックを行いました。
こちらが定着器ユニットです
中央の黒い円柱が、定着フィルムです。フィルムに黒いスジがついているのは、定着フィルムに傷がついているためです。
修理は、定着フィルムの交換を行います。
同時に、紙詰まりも頻繁に起きていたとのことで、給紙ローラーの交換も行いました。
給紙ローラーはゴム製ですので、長く使用していると劣化したり、表面が削れてしまいます。
この給紙ローラーも、表面がつるつるになっています。給紙の時にすべり、紙詰まりが起きていたと考えられます。
さらに、プリンタ内部の用紙の搬送部にセロハンテープの破片も発見され、これも紙詰まりの原因となっていたようです。
これらの原因を除去し、修理完了です!
ちなみにこの機械、なんと38万枚も使用していました!!!
しっかりと修理を行いましたので、まだまだお使いください。